国際ミニシンポジウム「Challenges of Rice Research in Kenya: Towards Doubling the Rice Production by 2018」開催
2010年11月19日、「Challenges of Rice Research in Kenya: Towards Doubling the Rice Production by 2018」と題する国際ミニシンポジウムをケニアにあるアフリカ人造り拠点(AICAD)で開催しました。
本ミニシンポジウムでは、「東アフリカ稲作振興のための課題解決型研究」に参加している日本とケニアの研究者が、稲作可能地域の特定とコメ生産ポテンシャルの評価、冷害、旱ばつ、いもち病等に対するイネ品種の抵抗性の評価、育種素材の整備と育種戦略の構築、ネリカ米普及の社会経済条件の解明等に関する、これまでの研究成果を報告しました。
FAO、農業省、ケニア農業研究所、国立灌漑公社、JICA、JSPS等からケニアの稲作振興に関心を持つ多数の参加者が集まり、活発な意見交換が行われました。ケニアに適したイネ品種の開発や陸稲栽培の普及に向けて、関係機関間の連携を強化するとともに、日本とケニアによる共同研究を推進する方向で調整することが確認されました。
掲載日:2011年10月31日