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研究活動

イネ耐旱性関連形質の同定とその遺伝制御の把握、ならびに環境ストレス要因との相互作用に関する研究:仲田 麻奈(協力ネットワーク開発研究領域)

仲田 麻奈(協力ネットワーク開発研究領域)

世界のイネ栽培面積の約3分の1が、降雨に依存して栽培する天水田栽培によるものです。天水田栽培において問題となるのが、イネの生産性低下の主要な要因である乾燥ストレスです。したがって、耐旱性イネ品種の開発は、焦眉の課題です。本研究では、耐旱性イネに必要な形質の同定とその機能解析を、根に注目して進めていきます。また、対象天水田地域における気象と土壌の環境条件を把握した上で、有用形質と環境要因との相互作用を評価します。この研究を通して、耐旱性イネ品種育成に必要な基礎的知見の提供を目指します。


フィリピンの天水田農家圃場
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