本シンポジウムは、低温プラズマ学と遺伝学の異分野融合を推進する学際ハブの設立を広く紹介し、その意義と今後の展望を共有する場として開催します。
近年、プラネタリーバウンダリーの概念が示すように、人類の生存には厳しい環境条件が不可欠であり、気候変動や環境変化は農作物の収穫に甚大な影響を及ぼしています。日本の農林水産業の持続可能性を高めるためには、再生可能エネルギー源を活用した電力供給を元に大気・水から生成するプラズマによるプラズマ駆動型食料増産システムの技術基盤を構築することが重要です。
本学際ハブでは、環境ストレス応答のエピジェネティクス理解を深め、プラズマ学と遺伝学の研究ネットワークを融合し、双方向の研究交流体制を構築、博士人材育成などを通じて、低温プラズマと遺伝学の融合による新領域を創出し、食料安全保障と地球レジリエンスの強化を目指します。