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研究活動

ケニア西部の土地荒廃地域における地域環境の保全と地域文化に関する学際的研究:浅沼 修一(協力ネットワーク開発研究領域)

浅沼 修一(協力ネットワーク開発研究領域)

ケニアでは、土壌侵食が各地で起こり、住民の生活を脅かしています。主な要因として、土壌、地質や気象等の自然条件が研究されてきましたが、そこで生活する人々のヒューマン・インパクトの影響も大きいと言われています。そこでこの研究は、ビクトリア湖に近い調査対象地で、侵食土壌の特性評価、ヒューマン・インパクトの解明、危険予測手法の開発、これまでの防止対策の社会科学的評価及び地域資源活用による保全農業のやり方の開発などを目的としています。環境地質、環境情報、土壌肥料、作物生理生態、農業経済、文化人類学の学際的チームで、マセノ大学の民族植物学、作物生理、土壌などの研究者と一緒に行うフィールドワークを中心とした調査研究を実施しています。


幾重にも広がる深いガリー侵食、周辺には農家が点在し農業を営む
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