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イベント情報

2012年度第4回オープンセミナー "水田の硝化作用とイネの硝酸窒素栄養の可能性について"

更新日:2018年07月09日

概要

開催日時 2012年11月19日(月)15:30-17:00
開催場所 名古屋大学農学部第7講義室
講演者 鳥山 和伸 (国際農林水産業研究センター 生産環境・畜産領域長)
言語 英語

水田土壌での硝酸化成作用は湛水土壌表層や酸素が供給される水稲根圏等の好気的部位で生じるが、その後土壌の還元部位での脱窒作用を伴うことから窒素損失に結びつき、水稲生産にはマイナスであると考えられてきた。一方、水稲は好アンモニア植物とされているが、水耕で窒素源を硝酸とアンモニアに設定するとアンモニア単独とするよりも乾物生産が向上する。そこで、圃場での水稲生産において硝酸態窒素のプラス効果を発揮させる条件を検索している。セミナーでは、公表された硝酸窒素栄養の生理的データをもとに構築した仮説について報告する。

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