イベント情報
2013年度第6回オープンセミナー
"人口の変化、社会経済条件と土壌侵食の関係:ケニアのニャンド地方の事例"
更新日:2018年07月09日
概要
開催日時 | 2014年3月24日(月)10:30 - 12:00 |
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開催場所 | 名古屋大学農学部第7講義室 |
講演者 | Stellah Mikalitsa Mukhovi (ナイロビ大学社会科学校教養学部地理環境学科上級講師(ケニア)/ 農学国際教育協力研究センター客員准教授) |
言語 | 英語 |
ニャンド地方は西ケニアで最も土壌侵食が激しい地域である。地質、地形、土壌、気象などの物理的要因が実証されてきたが、伝統文化や人間活動の影響も重大であることが分かってきている。急激な人口増加は土地利用に変化を与えるが、それに伴ってもし持続的な農業ができなければ土地資源の荒廃に向かってしまう。このセミナーでは、1969年から2009年までの対象地域ニャンド地方と近隣のケリチョー地方を比較し、人口の変化とそれに伴う社会経済的要因の変化がこの地域の貧困や土地利用に影響する背景としてあることを説明したい。