イベント情報
2014年度第5回オープンセミナー
"バングラデッシュにおける稲作の現状と課題:非生物的ストレス克服に向けた研究"
更新日:2018年03月29日
概要
開催日時 | 2014年09月29日15時30分 |
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開催場所 | 名古屋大学農学部第2講義室 |
講演者 | Shelley Israt Jahan (バングラデッシュ農業大学准教授 / 農学国際教育協力研究センター客員准教授) |
言語 | 英語 |
バングラデッシュは農業国でGDPの約20%を生産しています。米は1億5千6百万の人口を支える主要穀物で、今も増え続ける人口を支えるにはその生産を増やす必要があります。イネは一年を通して栽培できますが、生産性は低く、乾燥、塩害、洪水、土壌の低肥沃性および極端な高温が生育に影響する主な非生物的要因です。一方、気候変動下で、気温や降水量の変動という新たな要因も出てきています。このような条件下にある人口の多い国の食料安全保障のためには、持続的な方法で米の生産を増やす方策を採る必要があります。このセミナーでは、私の国の稲作の現状と問題解決に向けた戦略について議論します。