イベント情報
2015年度第4回オープンセミナー
"インドネシア南東スラウェシにおける陸稲品種の多様性と農業形質"
"バングラデシュにおける稲作の現状・課題と将来展望"
更新日:2018年07月09日
概要
開催日時 | 2016年3月22日(火)15:00 - 17:00 |
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開催場所 | 名古屋大学農学部第7講義室 |
言語 | 英語 |
* 講演1 (15:00 - 16:00) *■
「インドネシア南東スラウェシにおける陸稲品種の多様性と農業形質」
講演者:
Dr. Ir. Yulius B. Pasolon(ハルオレオ大学国際交流所長・准教授 (インドネシア))
インドネシア南東スラウェシのトラキー族は雨季に様々なタイプの陸稲品種を自家消費用に栽培している。当地の陸稲収量は低いものの,香りなどトラキー族の嗜好により栽培が続けられている。陸稲の生育や収量は地形によっても大きく異なる。本講演では、南東スラウェシの陸稲品種の多様性とそれらの農業形質を紹介する。
* 講演2 (16:00 - 17:00) *■
「バングラデシュにおける稲作の現状・課題と将来展望」
講演者:
Dr. Shelley Israt Jahan
(バングラデッシュ農業大学・准教授 (バングラデシュ)/ 農学国際教育協力研究センター・客員准教授)
バングラデシュの主食であるイネの生産量は時代とともに大きく改善し、増加率の著しい自国の人口をまかなうに至った。しかしながら、乾燥や塩害、洪水、高温や低温障害、サイクロンによる被害等により、反収は未だ低い水準に留まっている。本セミナーでは、" Climate resilient cropping pattern "など、これらの障害を克服するための我々の試みを紹介したい。