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イベント情報

2018年度第4回オープンセミナー
気候変動への対応を目指したイネの品種改良
〜フィリピンにおける遺伝資源の潜在能力を解き放つ〜

更新日:2019年06月26日

概要

開催日時 2019年3月12日(火)9:30-10:30
開催場所 名古屋大学農学部B319号室
講演者 ジョナサン・マニト・ニオネス博士(フィリピン稲研究所 遺伝資源部門長)
言語 英語

フィリピン稲研究所では、多収、高品質、および生物・非生物的ストレス耐性を有するイネ品種の育成を目指しており、これには多様性に富んだ遺伝資源の保全・利用が必要不可欠である。現在、同研究所ジーンバンクには16,724におよぶイネのアクセッションラインが保存されており、現在もなお新たな資源を国中から収集し続けている。これらを遺伝資源管理システムにより一括管理することで、多様な遺伝資源の効率的な利用が可能となる。今回は、フィリピン稲研究所ジーンバンクにてどのようにこれらの遺伝資源特性がデータ化され、またどのように品種改良に利用されているのかについて、今後の遺伝資源保全の方向性についても交えつつ紹介したい。

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